ジャッカルの日

漫画・ゲーム・映画・怪奇についてバカが感想と考察を書く

【映画】『ミッドサマー』と家族オナを観た

 映画『ミッドサマー』、マジで最悪の147分間でした。不穏な緊張感がず~~~っと続いて気の休まる時がほとんど無く、なんでカネ払って厭な気分にならなければならないのかと。最高に最低の映画体験。もう虜。
 監督は「ボクはこれをホラー映画とは思ってないよ! ぜひカップルで観てね」などと満面の笑顔でサイコパス学校の校長みたいなコメントを残していたが、枠組みは言ってしまえば典型的な「田舎ホラー」のソレである。文明と切り離された独自のコミュニティに余所者が紛れ込み、奇祭に目の当たりにし、タブーを犯し、1人ずつ排除されていくという朝起きたら夜に寝るレベルのお約束だが、舞台となる白夜のホルガ村の抜けるような青空と色とりどりの花々、ファンタジーのような住民たちが異様な雰囲気を醸し出す。
 映像とサウンドは「小手先」のしゃらくさいテクがあちこちに最大限使われており、これがまた最大限効果的にこちらのMPを削って来るので腹立たしい。オープニング各所の場面転換、鳴り止まない不協和音、泣き止まない赤ん坊、かすかに聞こえる悲鳴と絶叫(劇中の村人たちがまったく反応しないせいで、観ている方も空耳だったのかなと不安になってくる)、ドラッグのせいで歪む視点などなど…。凝ったつくりのパンフレットには「知ってないと気付かないよ!」みたいなネタバレ、小ネタがいろいろと書かれて確認のためもういちど観てみたいのだが、観たくない。観たいけど今じゃない。この人の映画見ると頭の中がサウナと水風呂の交互浴みたいな状況になるので、ぶっ続けで3回くらい観ればメンタルがととのうかもしれないが。

 

 

 パンフでも言及されていたアリ・アスター監督の初期作「The Strange Things About The Johnson's」をYouTubeで観た。息子のオナニー現場を見てしまった父親、「みんな誰でもやってることだから! 気にすんなよ! ゴメンね!」と優しく諭すのだが、息子がオカズにしていてのは当の父親本人だった。そして始まる息子から父親への性的虐待の日々…という、もうこれ家族の崩壊とかいうレベルじゃねえなという短編。翻訳はされていないが、英検3級のおれでも雰囲気はなんとなくつかめる。

 


 あと「この作品を観た人々の反応まとめ」が普通に良いです。ナイスリアクション。

 監督の映画はどれも「家族」を描いたもので、その歪みッぷりがハンパないみたいに言われいたりもするが、この監督、家族を歪んで見ているのではなく、普通の人なら目をつぶる歪みが見えてしまうタイプなんだろうなと思う。家族と言えども他人。夫婦だったらなおさらだ。ホラー映画は「最悪」を描くことで我々の人生に後ろ向きな慰めと活気を与えてくれるが、ある意味最良の家族関係を描くと同時に最悪の男女関係を描いた『ミッドサマー』は確かにカップル向きの映画なのだろう。

 

 『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』と続けて観ると監督の作風がはっきりわかってきて面白い。家族についてもそうだし、ラストでの全員集合とか…。個人的に『ミッドサマー』は高く評価するが、わけのわからない不穏さで圧倒している『ヘレディタリー』のほうが好みではある。次回作はどうなるんだろうなあ。「また同じことやるのかよ~でもやっぱし最高!」になるのか、「こういう引き出しもあったんだ!」と驚かせてくれるのか…。

ノンストップライティング/2020年1月1日~1月7日

 労働がアレで日記に書けるようなことがあんまり無いので、毎日10分間続けているノンストップライティングの成果を載せる。最初に言っておくと、ほぼ怪文書なので読む価値は無いです。

ノンストップライティングっつーのは一定の時間を決めてそのあいだ頭に思い浮かんだことをノンストップで書きつづけるというもので、なんか知らんけどアイデアを生み出す方法らしい。詳細はググればいくらでも出てきます。書いているうちにいろいろとタガが外れてくるのが良いのだそうだ(実際は誤字や脱字があってもいっさい気にせず書きつづけるのが正しいらしいのだが、おれの場合は書きながらちょこちょこ直してしまっている。自分にとってはそのスタイルが自然なので…)。

 

 

2020年1月1日(水)

 

つくしつくしつくし~♪ つくしーを食べーるとー♪ あたまあたまあたま~♪ 生涯予定収入額が下がる~♪ それはそれとしてだいぶ乾燥する冬らしい空気になってきましたね。お肌が妙に荒れる。なんかこの歳になってくると1年の決まった時期に決まった体調の不調が現れるようになってまいりました。なんなら1週間の決まった日にも決まった不調が出てきます。ちんちんがイライラするとか。キン肉マンを読むため夜更かしするとか。なんでしょうね、ようやく「サイクル」というものが確立されたんですかねえ。ヒトの身体として。小学生くらいのころはそこまでパッキリとしたわかりやすい兆候はなかったですからね、季節や日によって。小学生の頃と言うと最近思ったんだけど、例えば牛丼屋に行って牛丼を食う。カレーでもなんでもいいですが、まあ食事をする。で、そのあと口をぬぐう。この口をぬぐうという動作自体、おれはかなり最近までやっていなかったような気がするんですよ。かなり最近っつっても、さすがに成人してからはちゃんとやっていたような。やっていなかったような。あかんわ。普通に記憶にないわ。ただまあ子供の頃は間違いなく「メシを食った後に、ナプキンだのハンカチだので口をぬぐう」というアクションはやっていなかったような気がする。ていうかどうしてたのか? 口の周りにケチャップだのデミグラスソースだのナポチョッチリメルだのが付いていたときはどうしていたんだ。そのまんま乾くまで? 舌でなめとっていた? わからない。それを気にするkとがないくらいのメンタルというか鈍感さを持っていたのだろうか。ついでに言うと外食した後に「ごちそうさま」を言って店を出るようになったのもわりt最近のような気がする。最近ゆうてもね。ここ数週間とかじゃないですけど。かってに改蔵で「真の小心者は店を出る時にごちそうさまと言えないのだ」とかいうねたをやっていたときに「そもそも店を出る時にもごちそうさまって言うの!?」とおどろいた記憶がある。いやまあ。普通に給食のときとか家での食事の時とかはごちそうさまと言っていた記憶があるが…。言ってたっけ? 本当に? 無意識の改ざんが行われている可能性も無きにしも非ずだが、ともかく店を出るタイミングではそういうことを言っていた記憶がない。と思ったがよく考えれば、改蔵を読むような年になるまで1人で外食に行くような体験がなかっただけだな。ハンバーガー屋とかじゃ言わん氏

 

 

2020年1月2日(木)

 

このままジジイになったらどうなるのかなあという事はたまに考える。世の中には子供ンころから早くジジイになりたかった、などという人もいるようだが、放っておいてもなるんだから焦らんでもいいよなと思う。ジジイになるのが嫌だとかいう思いは特にないんだが、自分の中にジジイ適性がなさすぎるんじゃないかという違和感と言うか。今も友人らと集まったりしているが、ジジイになってからはどのような会話をするようになるのだろう(すでにジジイに片足突っ込んではいるが)。以前、居酒屋で隣の席にジジイというか壮年男性のグループがおり、その中の1人が自分の義手を自慢し始めて、もう1人の壮年が「まるで攻殻機動隊だな!」とか例えを入れているのをみてショックを受けたことがある。いや、ショックというほどのものではないが、白髪が大部分のオッサンの口から攻殻機動隊という単語がサラっと出てきたのに普通に驚いたし、義体の例えとして攻殻機動隊がサラっと出てくるのにも驚いた。いったい何歳くらいのオッサンだったのだろうかアレハ。まあ、我々もそのうちオタク老人会になり、居酒屋の席でわけのわからない会話をして隣席の大学生にいぶかしげに見られ宇野かもしれないなと。想像したらそれはなんだか、まあ悪くないというかそこそこ痛快な気もしてきました。なんでかはわからんけど。大学生かどうかはともかく、自分より若い友人がもっと欲しいと思うことはたまにある。いや、今も仲良くさせて頂いている人は多いが、みな余りにも才能に溢れすぎていて年下、後輩といった感じがしない。つまりおれは才能の無い若い連中となかよくしたいという欲求があるんか? そう言い換えてみると一気にショボいというかそれこそ老害の典型的な思考のような気もするな。違うねん。おれの周囲にいる若い人たちが老成しすぎているというのもあるねん。それはやはりつまり自らの影響を若い連中に伝えたい、というかもうちょい悪い言い方をすれば自分色に染めてやりたいという欲求の表れなのかもしれませんね。違う。違うねん。そういうのは抜きとしても普通に若者の中に入って刺激を得たいとか、ウェ~イとかやりたい気持ちが無くもないというか、考えれば考えるほどキモくない? これ。

 

 

2020年1月3日(金)

 

年末年始に撮っておいたフットンダ決定戦を見ていたけど、アレは正直なところお題の答えやすさというか質でIPPONグランプリと比べるとちょっと、一歩及んでいない感じがしないでもないですね。お題の数とか生放送ならではの理由とかもあるんでしょうが。ボケやすい大喜利のお題というのもなかなか難しいというかコツがいるもんんあのだなあと。逆に「ツッコみやすいお題」というのも難しいですね。逆なのか同じ枠なのかはよくわkらんけど。個人的にめちゃくちゃ有名なフレーズ、かつ盛大にツッコみを入れられる、なんなら30分耐久くらいでツッコミを続けられるかもしれない(オレはやらんけど)ものと言えば「智恵子は東京に空が無いといふ」ですね。コラコラコラコラ~~~~! あるやないか~~~い! 空! 空、ある! 東京空あるよ~~~~!! 文字通りの杞憂だよ~~~~! 文字通りかどうかいまいち自身がないけど! これはアレですね、わざと隙だらけの文章を晒して相手からの反応を引き出すというツイッターで炎上しがちなスタイルの人と同じですよね。智恵子抄はそれ以外の情報まったく知らんな。いま抄の字を変換で出すのにもめっちゃ手間取ったなあ。どんな話なんだろ。まあ智恵子は主人公の奥さんなんですよね。たぶん。主人公は作家自身で。地方で暮らしていたけれど東京に出てきて、都会暮らしに疲れ果てて、まあ疲れ果てるくらいまではいかないけど生活のいろいろに微妙な違和感などを感じていて、積り重なったアレがアレした結果でてきたのが「空が無い」の一言だったという。コラコラコラコラ~~! 空あるやないか~~い!とかいったツッコミはむろん主人公はしないのである。東京には確かに空がないねえ。空はないが地はある。むしろ地しかない。風も火も水もない。どうしてこんなところに自分はいるのだろう。空が無かったらアレだ。困る! とか思ったけど、意外に空がなくても生活に大きな変化はないかもしれないな。空が無いなら雨も降らないんでしょう? 光に関しては電球とか発行ダイオードとかもあるし。別になくてもいいじゃんね。という気づきを得た作者(名前忘れた。なんとか郎)が智恵子と共に都庁へと挑む、そこで待ち受けていたのは巨大なおはぎ

 

 

2020年1月4日(土)

 

毎度のことながら仕事とは何かということを考えている。仕事は嫌いではないが締め切りは嫌いだ。締切があるからこそ仕事になるのだろうかとも思うが世の中には締切が無い仕事もあるはずだ。例えば…例えばなんだろう? あるの? 砂に絵をかいたり砂で絵をかいたり砂で描かれたり…。描いてッ! 私のことを描いてえ〜〜! まあわざわざ砂を使って描くというからにはいつ消えてしまっても構わないし、なんならもとから描かなくてもいいわけであるしね。やっぱりそれは仕事じゃないな。狂った金持ちが砂でおれを描く仕事に40億出してくれればいいのだが。まあ狂った金持ち狂った金持ち言いますけどね、実際世の中に真に狂った金持ちはどれくらいいるんでしょう? なんで無差別に拉致してきた人でデスゲームを開催するような金持ちがニュースにならないの? やんないの?金持ち。やれよ。金持ち冥利に尽きるってもんだろ。それとも真のパワーオブ金持ちだから表に出ないよう情報統制しているのか? 違うだろ。守りに入ってるだろ。自分の個人情報はギリギリ洩れないレベルでデスゲームはやってますよ〜、この建物に残された壮絶な痕跡が悪夢のような事件の実在を物語ってますよ〜。くらいのアレは残しておくべきだろ。すべてが隠されてしまっちゃ存在しないのと同じだろ。どうなっておるのかね。金持ちのデスゲームはせめてわれわれ市井の人間の娯楽になってもらわなきゃ困るんですヨッ! これもそうだね。ある意味狂った金持ちのデスゲームも締め切りの無い仕事と似たようなものかもしれませんね。違うかもしれませんけどね。ただデスゲームでないにしろ巨大な墓は作ってほしいよな。もう見上げるばかりの。見上げていったら仰向けに倒れてしまいかねないほどのバカ建造物。完成した暁には入り口を完全に閉ざしてまだ中に残っていた建設業者だのでデスゲームを繰り広げてほしいですな。そのメンバーの中に1人、身分を隠して紛れ込んでいる当の金持ち本人がいればだいぶ楽しい展開になるな。彼の胸中たるや。というか常識で考えればわざわざそんなことはしないんだけどなんせ狂ってるからなあ。デスゲームやるなら堂々と、それでいて周りの人間が手出しできないようなシチュエーションでやるのがベストですな。で、くだんの巨大建造物、巨大な墓ももちろんその金持ちの像になっているのな。生と死のクルーム構造(クルームは包むの意)という感じでとても象徴的ですね。まあ世の中に名を残すとすれば最後はそんな感じでハジケたいよな。前澤も



2020年1月5日(日)

 

炭酸水はうまい。真水より断然うまいので炭酸水ばかり飲んでいる。家ではサンガリアの安い炭酸水をまとめ買いするようになった。なんで炭酸水がこんあに隙かというと、まあ甘いジュースを飲みたくないというのが大きい。甘いのはイヤだが刺激は欲しいという思いをかなえてくれる飲み物は炭酸水しかない。思えば刺激物は以前から好んで摂取している。コーヒーのカフェインも好きだし、辛い物も好きだし。刺激のない人生を送っているからあえて飲食物で刺激を取りたいという本能のアレがあるのだろうか。昔、GONのコラムか唐沢俊一の一行知識で「精神を病んでいる人は炭酸を好む」みたいな情報を得たことがあったが、まあそれが真実かどうかあわからないのだが、精神を病んでいる人はやはり世の中の普通の出来事からは刺激を得られない人生なのだろうか。そう考えるとなんとなく理屈があっているようなあっていないような気も数る。炭酸がぜんぜん苦手な人というのはよく聞くが、あれは具体的になにが苦手なのだろう。シュワっとする感覚、刺激自体が苦手なのか、腹が膨れるような感覚が苦手なのか。それとも炭酸の微妙な苦みとかいったそういうものが苦手なのか。ここらへん、ちゃんと聞いたことがないのでよくわからない。聞けばいいんだが、いざ聞こうとするつ「炭酸が苦手です」という人に出会わなかったりする。仕事仲間とか知人とかにそういう人がいたかもしれないしいなかったかもしれないしいたにしろ誰がそうだったのかわからない。話からないと言えばチョコミントが苦手だという人もよくわからない。具体的に何がイヤなんだろう?よく聞くのは「歯磨き粉の味だから」というものだが、ぜんぜん違わなくない? 歯磨き粉の味が苦手ならチョコミントに限らずミント系すべてが苦手ということにならない? だったらなぜチョコミントだけがやり玉にあげられているのか。ミントもまあ刺激物の1つではありますね。わたすは当然ミントも好きです。ていうか話し戻すけど歯磨き粉とチョコミントはそもそもぜんぜん味が違わなくない? チョコミントにあるマイルド感、アイスニ使われているミルクとかチョコそのものにある、そういうなめらかさが歯磨き粉には皆無じゃない? おそらくチョコミントが嫌いな人がは明日「歯磨き粉の味だから」というのは、だいぶ芯を得ていない、とりあえずの言い訳なのではなかろうか。本人も具体的になぜチョコミントが嫌いなのかを言語化するのが難しくて、どっかの本だかテレビで誰かが言っていた「歯磨き粉の味に似てるから」という理由を言っているのではなかろうか。そう考えると嫌いなものを嫌いだという理由の多くは、誰かからの受け売りなのかもしれませんね。というとなんとなくうまいことを言った感があってどうにもイヤなのだが、これは嫌いな理由だけでなく好きな理由にも言えないだろうか。知らんけど。自分はどうなのか、と考えてみたが、まあ言語化というのはどっちも難しいものだとは思う

 

 

2020年1月6日(月)

 

自分はちょっとおかしいのではないかと思うことは多々ある。なんでこんなに集中力がないんだとか、目先の欲望にカンタンに負けるのだとか、計画性がないのだとか。これは一種の障害ではないのかという想いと、障害じゃなかったらなかったで救いがないのではないかという想いと、別に障害だろうがそうでなかろうが解決にはつながらないんじゃないかという想いと、まあそんな感じのアレがいろいろある。しかしまあ、いつからこんなに集中力の無い人間になってしまったんでしょうね…? だいたい夏休みの宿題とか全部終わらせた記憶ほとんどないもんな。小学1年か2年の頃は1度くらいあったかもしれん。夏休み宿題コンプリート。あとは全然。出したくない宿題は出さずに済ませてきた。今でも「どうしてもやらなければいけないこと」yと「やりたいこと」が重なった場合、後者を優先して「やらなければいけないことはやらずに済ます」という人生を送り続けてきた。これってどうなん? ヤバいの? 自分でもヤバイなアとは思っているのだが、なんとなく、なんとかなっているからこうして野垂れ死にせずに生きている。いかんなあ。ヤバいなあ。締め切りを絶対に守る人と絶対に守らない人っているけど、全社の人は本当に尊敬しているのです。頭の作りが違うのか、人生の根本的な部分が違うのかと思ったりしている。でもまあ、人生なんて常に死という締めきりに追われているようなもんじゃァありませんか…。だとしても何かしらが変わるわけではないんじゃァありませんか…。ていうか本当になんなの? なんで締め切り守れるの? 腸内細菌のせい? メルカリで「締め切りに絶対遅れたことが無い人のウンコ」が売られていたらちょっと心動くんじゃない>? 爪の赤を煎じて飲む、の現代版はウンコ移植して腸内細菌を取り入れる、だもんな。もっとメルカリもウンコの売買に対して寛大になってほしいよ。いや、普通に売られているのかもしれんけど。メルカリのアプリは導入したけど、サイズの合わない靴を売ろうとしてなんか面倒くさくなって放りっぱなしだけど。まあウンコ売買ビジネスは需要あるかもな。いやウンコじゃだめなんだ。あくまで腸内細菌をやりとりしていますよというテイを崩しちゃいけないんだ。細菌の売買のほうがヤバい感じに判断されることもあるだろうが。ていうか腸内細菌ってそんなに人となりにまで影響したりsるもんなの? 教祖様の腸内細菌を~みたいな感じで新興宗教一発逆転できたりしない? 一気にヤバい感じアップしない? 言い方だな。言い方しだいだな。腸内細菌をもうちょっちお違和感というか拒絶燗の少なくなるようなオサレな…ホルモンジビエ

 

 

2020年1月7日(火)

 

本読んでねえな…。逆に言うと学生時代はなんであんなに本を読んでいたんだろう。今、本を読んでいたはずの時間で何をしているかというと、間違いなくスマホゲーの周回とかに費やしているのでどう考えてもバカになっている。今は時間は無い代わりに趣味に使える金は少しはあるので、ソシャゲでは金を払って時間短縮という手が使えるが、本に関しては金をいくら払ったとて時間節約にはならないのである。これはあかん、本が時代に取り残されているのはこういうところなのではないか。要は金を余分に払えば払うほど読む時間が短縮されるようにするとか、内容がグレードアップするとかにしないとすたれていくばかりだろう。具体的にどうやればいいのかはよくわからんが、1000円くらいプラスで払えば脳に直接あらすじを注入してくれるくらいのとこから初めなくてはいけない。あとはまあ自分だけが読めるレア展開、スーパーレア展開ウルトラレア展開も用意しておかなくてはならない。読書と言う趣味は射幸心をプラスすることでひとつ上の段階へ進むことができるだろう。あとはあれだな、対戦要素だな。それはもう搭載されているか。わけわかんねえマウント取り合ってる連中とかよくツイでも見かける品。たまにツイ~トで自分の本棚を載せる人がいるが、つまんねー人間はだいたい本棚もつまらないのでよくできたものだと思う。しかし最近は電書で買い集めるものも増えてきたし、本棚を見ればその人がわかるというのもアテにあならなくなってきてる可能性はある。めちゃめちゃ立派な学術書を自室の本棚に並べて入り人でも、電子書籍リーダーには鉄人社の本とかがギッシリかもしれないじゃないですか。嗚呼!花の応援団とか全巻入っていたらそれはそれで好きになってしまうかもしれないけどな。本棚。本棚欲しいな。本棚に単に本を詰め込んでいるだけの人というのは確かに見ないよな。それなりの分類分けを行って並べるものだし、よく読んでいる本は手に取りやすい位置にくるものだし、「持っている」というだけとは異なるプラスの情報が本棚からは読み取れるんだな。漫画だけの本棚も雑誌打鍵の本棚もそれはそれで見どころあるし、なんならCDとかDVDとかゲームとかが並んでいることもあるし、場合によってはフィギュアとかも並んでいたりする者な。うちの本棚にはビタミン剤とかアリナミンとかも並んでいたりしますが。なんだっけ。あと本に課金したら棚もグレードアップしないかな。電子書籍の話ね。毎日読書したらスタンプが押されて一定以上集まったら棚の質感がアップするとかね。最初はベニヤ板。アルミ鉄銅と来て銀、金になり自重で潰れて死ぬ。虚飾。

【2019】よかったまんが5選+18くらい

 年末なので今年よかった漫画10選を書こうと思ったんですが、今年はビックリするほど新刊漫画を買っていなかったので5作選びまんた。相変わらず『キン肉マン』『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』『衛府の七忍』『スナックバス江』は最高だし完結した『ベルリンは鐘』『めしにしましょう』も連載再開した『バイオレンスアクション』もよかったし、新刊と言っていいのかわかりませんが『解体屋ゲン』も夢中になって読みました。

 

1.僕の心のヤバイやつ

(桜井のりお/マンガクロス)

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 陰キャ陽キャラブコメ。良い。おれ個人としては『ロロッロ!』派なので狂信的なアレの域には達していないが、達していないにも関わらず良い。もう一息、一押しのなんかが来たら身悶えして狂いそうな予感がある。


2.チェンソーマン

(藤本タツキ/週刊少年ジャンプ)

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 これも『僕ヤバ』も去年枠になんで入れてなかったの??? ていうかなんでこれが週刊少年ジャンプで連載できてるの??? ヤバさ具合では“往年のジャンプ”感がある。おれの中では『ゴッドサイダー』とか『海人ゴンズイ』とかと同じ引き出し。


3.有害指定同級生

(くろは/ジャンプスクエア)

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 優等生のメガネ三つ編み委員長と、自慰狂いで友だちがいない美少女2人による下ネタだけで成り立ってる百合漫画。いや違う。メガネじゃなかったわ。普通にローターを挿入したりしてるんですがクソバカ度が強すぎるせいで全然エロくないという稀有なやつでした。クソバカの一方で素直に可愛かったりするし。


4.血まみれスケバンチェーンソーreflesh

(三家本礼/コミックビーム)

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 2巻も無事に刊行されスッキリ完結。三家本先生のキャラ造形やセリフ回しの秀逸さは皆が認めるところだと思うが、それとは別に斬新過ぎる表現をサラっとやってしまうところも凄いと思う。本作の5話、敵を斬り殺すシーンを影絵だけで表現した連続見開き16ページの圧倒的な躍動感ときたら! 


5.連載島

(金平守人/ヤングキングアワーズ)

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 いわゆる無人島デスゲームモノだが、本作は「掲載誌が作中に登場し、前回までの展開を作中人物が読める」というギミックを採用している。柱の人物紹介や巻末の作者コメントなども活用し、雑誌連載という形式自体をネタにした作者の集大成とも言える内容。金平氏初体験の読者は新鮮な驚きを、ファンは実家のような安心感オチを楽しめる1作。

 

 以上です。

 今年は去年以上にkindle unlimitedをはじめとした電子書籍をフル活用していた気がする。『天然少女 萬』『IKENAI! いんびテーション』『Deep Love Real』などこしばてつや先生は全部極上に面白かったし、『ミスター味っ子』『将太の寿司』『将太の寿司2』『超香少年サトル』『激闘!! 荒鷲高校ゴルフ部』『プロレス・スターウォーズ』『独身アパートどくだみ荘』『おきらく忍伝ハンゾー』『密・リターンズ!』『実録昭和猟奇事件』『このゆびとまれ』『デストロ246』『新カラテ地獄変』は初めて読んだけどゲボよかったし、『電波オデッセイ』『まじかる☆タルるートくん』辺りは何べん読んでも面白いですね。以上です。